やしきたかじん「TAKAJIN」
○ブログ「ミルクたっぷりの酒」に2011年8月12日公開したものを転載
1stアルバム。レコードの帯には「超弩級のスケール!!今、待望のデビュー」とある。
自分の知る限りではCD化していないと思ったが(しているのかな?)。
発売元はキングレコード。キングベルウッドレコードとも表記されている。
CD化していないとしたら、レコード会社にその予定がないのか、それとも本人が許可していないのか。
<SIDE A>
夜のピアノ
過ぎゆく暮し
男女関係
チンピラだった頃
ゆめいらんかね
<SIDE B>
私には私がわからない
酒場だより
流れ者
今宵
○ライナーノートによると、全曲とも作曲は家鋪隆仁(本名か?)だが、作詞は荒木十章とある。編曲はクニ河内。
アルバム発売当時(1976年)、日曜のお昼頃のラジオ番組で、このアルバムと佐藤博のアルバム「青空」の特集をやっていた。
佐藤博の曲は「南風」「たんぽぽのお酒」「かま猫のブルース」、やしきたかじんの曲は「夜のピアノ」「ゆめいらんかね」「今宵」が放送されたと思った。
どの曲も気に入り、やしきたかじんの方はレコードを買ったが、佐藤博のほうはなぜか買っていなかった(2004年頃、再CD化された際に購入した)。
「ゆめいらんかね」は音楽に目覚めた中一のときに聴いていた曲なので、今でも聴くと胸が締め付けられるような気分になる。当時、街の中で有線放送かなにかで聴いた気がするが記憶の捏造だろうか。(この曲はベスト盤CDに収録されていた。)
「夜のピアノ」はアルバム中一番好きな曲だった。数年前、テレビ埼玉で見たやしきたかじん司会の番組で、(多分ギター片手に)この曲の冒頭部分を共演者に聴かせていたが、全員、なんだその曲は、といった冷たい反応だった。名曲なのに、仲間内にすら理解されていなかったのか。
他には「男女関係」がコミカルな味わいで気にいっている。
90年代、「たかじんのバー」で見たときには、勝手に抱いていたイメージとのギャップに驚いた。
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[追記]2011年9月20日
90年代にCD化していたらしい。
2014年に再CD化
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