ラジオの思い出「ハッピーフォークフェスティバル」「日本フォーク地図」

番組名不明のラジオ放送(ハッピーフォークフェスティバル?) なぎらけんいち他

(サブブログ「〜〜まであと○○日」に2010年6月20日記述したものを転載)


2002年頃、中学生の時ラジオから録音したカセットテープを、MDにダビングした際、番組名不明の放送があった。
ゲストに「なぎらけんいち」が出ていたので、彼目当てで録音した番組だろう。
司会は、1人は「イルカ」だが、もう1人の男性司会者が誰だかわからない。
会話の内容から推察すると、伊勢正三山田パンダ、あるいは財津和夫かもしれない。
だが、彼らの地声を知らないので、話し声から特定することはできない。
また、放送局もまったくわからない。

番組でかかった曲はわかる。
・イルカ − 片思いの少女へ
・なぎらけんいち − 野上パラダイス
・なぎらけんいち − 舟が出る
高石友也 − 小さな箱
「ハッピー・フォーク情報」
 第9回全日本アマチュア・フォークコンテスト
  関東地区第1次予選通過グループ
 タイジ − 青春の香り
・ホットブラッド − 怪傑ソウルキャット

MDにダビングする際、20数年ぶりに聴き返したのだが、結構いい曲が多かったのに驚いた。
なんとなく覚えていた曲もあれば、はじめて聴いたかのような曲もあった。
10代の頃は、イルカとかはほとんど聴かなかったので、「片思いの少女へ」という曲(シングルで出たそうです)のことも知らなかったが、いい曲だった。何度も繰り返して聴くと良さがわかってくる。
なぎらけんいちは、当時『永遠の絆』という2枚組のライヴアルバムを出したばかりで、プロモーションを兼ねて出演していた。放送された曲は両方ともそのライヴアルバムからのものだろう。
5、6年前になるが、秋葉原石丸電気で「野上パラダイス」を収録したCDをみつけたが、その時は買わず、買おうと思って再び訪れた時は売りきれていた(CDのタイトルは覚えていなかった)。
「舟が出る」はCD『万年床・なぎらけんいち参上』『なぎらけんいちの奇癖』に収録されている。
高石友也の「小さな箱」は、ピート・シーガーのカバー曲。高石版は『思い出の赤いヤッケ・高石友也フォークアルバム第1集』に収録されている。
タイジの「青春の香り」はアマチュアバンドの演奏。フォークコンテストとあるが、曲はシティ・ポップスといった趣でフォークっぽさはまったくない。だが、本当にアマチュアなのと思わせる位、曲とアレンジが良い。特にエレキピアノが心地よい(歌詞の方は、途中「六月のジューンブライド」という同義語反復があるあたり、素人っぽさも感じさせる)。
このグループはリーダーのタナベ・タイジ率いる6人組と紹介されていた。大会でどこまで勝ち抜いたのだろうか、またその後プロになったメンバーはいなかったのだろうか。
「怪傑ソウルキャット」は、「ソウルドラキュラ」で有名なグループの曲。「ソウルドラキュラ」より、こっちの方が名曲だと思う。CDを探したが現在は入手困難みたい(「ソウルドラキュラ」はディスコ関連のオムニバスCDでよくみかけるのだが...)。
放送はまだ続きがあったが、テープの方が次の曲紹介をしたところで終了していた。


<補足>
検索して調べてみたら、文化放送で「ハッピーフォークフェスティバル」という番組を放送していて、山田パンダが司会をしていたそう。
また、全日本アマチュアフォークコンテストは、ハッピーフォークコンテストとも言っていたらしい。


イルカ ベスト

イルカ ベスト

万年床/なぎらけんいち参上

万年床/なぎらけんいち参上

なぎらけんいちの奇癖(紙ジャケット仕様)

なぎらけんいちの奇癖(紙ジャケット仕様)

エッセンシャル・ピート・シーガー

エッセンシャル・ピート・シーガー


「日本フォーク地図」1977年1月1日(放送局不明)

(サブブログ「〜〜まであと○○日」に2010年9月9日記述したものを転載)


友川かずきの「若いこだま」を録音していたカセットテープの中に、1977年1月1日に放送された「日本フォーク地図」という番組が録音されていた(放送局は不明)。
番組は途中から録音されていた。


・田吾作「田吾作音頭」
・ふくやまゆきお「おへんろさん
佐渡山豊「まちゃあとあんまあ」
・(みずもとたかし)「八幡浜ガイドソング」
 四国のアマチュアミュージシャンと紹介されていた。
芸能山城組「恐山」
矢野顕子津軽ツアー」
吉川団十郎とわさびーずがゲスト出演していたらしい。
出演者全員で「ふるさと」「里の秋」の合唱。
・<エンディング>布谷文夫「ナイアガラ音頭」


仁義 (紙ジャケット仕様)

仁義 (紙ジャケット仕様)

恐山

恐山

JAPANESE GIRL

JAPANESE GIRL