Cheerful Little Earful チアフル・リトル・イアフル

2000年代の前半、カフェ・アプレミディ・シリーズのCDをレンタルして集めていた。


「カフェ・アプレミディ・ローズ」が一番気に入った曲が多かった。
「チアフル・リトル・イアフル」もその中に収録されていた曲。
ジャッキー・ケイン&ロイ・クラールによるデュエット曲。
ライナー・ノートによると「DOUBLE TAKE」(1961年)というアルバムに収録されていたらしい。
このアルバムは未CD化なのか、CDを購入することはできなかった。


何年か前、ネット・カフェでこの曲について調べていたら、エラ・フィッツジェラルドのアルバムにも収録されていたことを知る。
Ella Fitzgerald「Ella Swings Brightly with Nelson」)
輸入盤が購入できた。
ジャッキー・ケイン&ロイ・クラール版はアップテンポでセンスのいいアレンジだが、エラ・フィッツジェラルド版はゆっくりしたテンポで王道的な歌唱。
どちらも気にいっている。


一時期、ジャズ・ギタリスト、バーニー・ケッセルのCDを集めていたが、輸入盤の「MUSIC TO LISTEN TO BARNEY KESSEL BY」の1曲目がこの曲だった。
リラックスしたイージーリスニング風のインストゥルメンタル曲で、こちらも大好きなバージョン。


「カフェ・アプレミディ・ローズ」には曲の解説がなく、エラのアルバムもケッセルのアルバムも輸入盤で、日本語による曲目解説はないので、曲自体の来歴は知らない。


カフェ・アプレミディ・ローズ

カフェ・アプレミディ・ローズ

Swings Brightly With Nelson

Swings Brightly With Nelson

Music to Listen to

Music to Listen to


ジャッキー&ロイ。「カフェ・アプレミディ・ローズ」収録版とはちがうバージョン。


エラ・フィッツジェラルド


元々は1930年代のスタンダード・ナンバーなのかも知れない。