斉藤哲夫
(サブブログ「ミルクたっぷりの酒・音楽版」に2010年11月4日公開したものに加筆して転載)
君は英雄なんかじゃない
- アーティスト: 斎藤哲夫
- 出版社/メーカー: avex io
- 発売日: 2002/10/09
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
バイバイ・グッドバイ・サラバイ
- アーティスト: 斉藤哲夫
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
<曲目>
1 今日と明日をむすぶかけ橋
2 バイバイグッドバイサラバイ
3 もう春です(古いものはすてましょう)
4 ねえ君
5 今日から昨日へ
6 頭の中一ぱいに続く長い道
7 ここは六日町あたり
8 親愛なる紳士淑女の為に
9 合間をぬって
10 吉祥寺
○感想
『君は英雄なんかじゃない』『バイバイ・グッドバイ・サラバイ』の2枚は80年代末か90年代にCD化されたさいに聴いた。
『バイバイ・グッドバイ・サラバイ』は『グッド・タイム・ミュージック』のようにもっとポップス色のつよいアルバムかと思っていたが、予想以上にフォーク色のつよいアルバムだった。
冒頭の「今日と明日をむすぶかけ橋」は曲自体は1stアルバムと同様のメッセージ色のつよい作品だが、ブラスロック調のアレンジで音楽的な魅力が増している。「親愛なる紳士淑女の為に」は「今日と明日をむすぶかけ橋」をもっとハードかつアヴァンギャルドにした感じ。曲が途中で切れて次の曲が始まったときは故障したかと思った。
「バイバイグッドバイサラバイ」はこの時期の代表作となっているポップス作品。
「吉祥寺」はポップ色のつよいフォークソング。ポップミュージシャンとフォークシンガーという斉藤哲夫の2つの個性が1曲に溶け合った、このアルバムを象徴する楽曲。
グッド・タイム・ミュージック
- アーティスト: 斉藤哲夫
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
<曲目>
1 どうぞよろしく
2 MR.幻某氏
3 あんたあの娘に
4 昔話
5 野沢君
6 グッド・タイム・ミュージック
7 ランランラン
8 ふっと消えた
9 君の街に春がくる
10 まだ春遠い
11 ウーウー
12 助けて!MR.幻某氏
13 歌歌いの歌
14 皆んな集まれ
15 南部春待ち疲れバンド
○感想
このアルバムは私的ベスト10候補にはいる作品。名曲揃い。
『君は英雄なんかじゃない』『バイバイ・グッドバイ・サラバイ』からはビートルズの影響は感じられないが、このアルバムの「あんたあの娘に」はビートルズの影響がつよく感じられるポップなロックンロールナンバー。そしてレコードのB面に該当する7曲目の「ランランラン」から15曲目の「南部春待ち疲れバンド」は、ビートルズの『アビーロード』B面と同様の試みにとりくんだ意欲作。自分はこのアルバムは高校1年の時(1979年)にレコードを買ったが、当時は『アビーロード』はまだ聴いていなかったし、『アビーロード』に影響を受けているということはしばらくしてから知った。『アビーロード』を聴いたのは20歳すぎてからだったが、元ネタを知ることによって逆に『グッド・タイム・ミュージック』の良さを再確認した。
A面も代表作「グッド・タイム・ミュージック」をはじめ胸に染み入るフォークソング「昔話」などいい作品ばかり。
僕の古い友達
- アーティスト: 斉藤哲夫,渡辺勝,瀬尾一三
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
<曲目>
1 夜空のロックンローラー
2 僕の古い友達
3 まさこ
4 君に手助け
5 ワイングラスいっぱい
6 さんま焼けたか
7 あなたの船
8 噂=75
9 すり切れたレコード
10 ヘイ!ドクター
11 ソー・ダンス・オールナイト
一人のピエロ
- アーティスト: 斉藤哲夫
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: CD
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
<曲目>
1 セレナーデ
2 ダンサー
3 クライ ベイビー
4 悲しみのピアノマン
5 神様が降りてくる夜
6 ピエロ
7 アメリカンドリーミン
8 君思う
9 シング ソング心のままを
10 いつもベスト
○感想
このアルバムは1979年にレコードが発売されたさいリアルタイムで購入していた。
当時は「セレナーデ」「ダンサー」「悲しみのピアノマン」「ピエロ」の4曲は好きだったが、アルバム自体の印象は薄かった。10年位前にレコードをMDにダビングしたあと聴きなおしていたら、他の曲のよさもわかってきた。
いつもミュージック
- アーティスト: 斉藤哲夫
- 出版社/メーカー: PONYCANYON INC.(PC)(M)
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
<曲目>
1 いつもミュージック
2 看板娘
3 占いを信じるのかい
4 船出
5 これでおしまい
6 いつかきっと
7 斜陽
8 Do The 大森 Rock'n Roll Yah!
9 グローリア
10 ニューモーニング
○感想
レコードを買っていなかったので長い間聴いてみたかったアルバムだが、2009年にCD化されやっと聴くことができた。
「いつもミュージック」はレコード発売時、テレビで聴いたことがあった。(好きな曲だった。)
他に気に入った曲は「Do The 大森 Rock'n Roll Yah!」位でアルバムとしてはあまり魅力を感じなかった。
CDにはシングルレコードとして発売されただけでアルバム未収録だった「いまのキミはピカピカに光って」「ひょんなことから有頂天」がボーナス・トラックとして収録されているのでお得盤。
CMソングとしてヒット曲となった「いまのキミはピカピカに光って」のあとをうけて発売された「ひょんなことから有頂天」も当時テレビで聴いていたが、久しぶりに聴くことができた。